【渡文】 特選西陣織両面袋帯 〜纐纈〜 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「更紗間道」 ◇全通柄 名門のカジュアル袋帯!両面楽しめる逸品!

¥46,440

◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃 ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など ◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物 絹100%長さ約4.4m(お仕立て上がり)柄付け:全通柄耳の縫製:袋縫い 【仕入れ担当 吉岡より】洒落帯といえば、西陣の名門【渡文 (わたぶん)】。
40年以上にわたり、通の方に愛され、織り継がれてきた ロングセラー、纐纈シリーズの両面袋帯のご紹介です。
両面お柄が織りだされており、それぞれ異なる表情でカジュアルシーンに重宝していただけることでしょう。
【色・柄】一方の面は、薄手に織り上げられたふくれ織の絹地には鶯色、芥子色、利久茶色で染め分けた間道柄を浮かべ穏やかに映える配色で「更紗間道」の模様を表しました。
もう一方の面はヨコ糸に節の風合いが浮かぶ紬の帯地を穏やかな黄朽葉色を基調として、かすかな濃淡を込めて唐花間道が描かれています。
【商品の状態】中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【渡文の纐纈(こうけつ)について】正倉院宝物の中でも最も優れているとされる裂地纐纈(こうけち)をモチーフに、その風合いを織り(撚り糸の工夫でふくれおりを表し)と染で表現した一品。
絹糸に強い撚りをかけ、『一本糊』という技法でその撚りが戻らぬよう工夫した強撚糸を絶妙に用い、織の技術とあわせ、自然なふくれ織の凹凸の風合い、 軽く、薄手で結びやすく、シワになりにくい地風に仕上げている。
【 渡文について 】西陣織工業組合所属西陣織工業組合証紙はNo.371906年(明治39年)創業創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、真夏以外1年を通して使用できる手織の「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて製織された、軽くてシワになりにくい「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
    幼少にして父と死別。
15歳で京都に出て、    西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
    文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を    認められ番頭に昇進。
     1906年 独立を決意、山下家から別家を許され   「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹?、肩裏、絽丸帯などを製織    経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、    単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。
この点をご了解くださいませ。
[文責:吉岡 駿]