仏教伝来と共に日本に渡った「香」 その代表が「沈香」です。
水に沈む香（沈水香）という意味から　“沈香”と呼ばれます。
沈香は、すべての沈香の木にできるものではなく、 数百本に一本程度と大変貴重な香木です。
産地により香りが異なり、この「タニ沈香」は、すっきりとした辛味が感じられます。
その「タニ沈香」を刻み、お焼香に仕立てています。
商品名　： 　[特撰]タニ沈香 刻 メーカー　： 　玉初堂 内容量　： 　約15g パッケージサイズ　： 　約幅7cm×厚み2.6cm×高さ9cm（化粧箱）お線香が伝来するまでは、抹香や焼香を用いてのお勤めをしていました。
焼香はお線香のようにそれ自身燃焼する必要がないため、 わずかな量で良い香りが立ちのぼります。
お焼香は『香』の原点と言うべきもので、 奈良時代に日本に伝来した『香』のひとつです。
香りの良い漢方生薬を小さく刻んで調合したものを 一般に『お焼香（刻み）』と言います。
一方、完全に粉末にして調合したものを『抹香（まっこう）』と呼び、 お焼香とは別のものとして分類されています。
仏教伝来と共に日本に渡った「香」 その代表が「沈香」です。
水に沈む香（沈水香）という意味から　“沈香”と呼ばれます。
タイ・ベトナム・カンボジア・マレーシアにわたり、 広く分布するジンチョウゲ科の常緑高木です。
沈香は、すべての沈香の木にできるものではありません。
数百本に一本程度、ごく稀に木の中の樹脂成分が集まり沈着・凝縮されたものが、 時間の経過によって“沈香木”になります。
この沈着した部分だけを取り出したものが“沈香”です。
産地により香りが異なり、さわやかさ・苦味・甘味・辛味などが感じられます。
戦国時代の武将が、カブトに沈香を焚きしめて出陣したという話は有名です。
カブトの汗臭さやカビ臭さを抑えるためだけでなく、 沈香の香りに鎮静作用があり、戦で高ぶる気を鎮めたといわれています。
沈香には、タニ沈香とシャム沈香があります。
産地により言い分けられています。
タニ沈香はマレーシア・インドネシア産、 シャム沈香はベトナム・タイ・ラオス・カンボジア産です。
タニ沈香は辛味が強く漢方薬などにも用いられます。
この「タニ沈香」を刻み、お焼香に致しました。
仏前や故人のための供香（そなえこう・くこう）として、火種に直接くべて焚かれます。
相対的に香りは濃厚ですので、遠火で少なめにお使いいただくのがよいでしょう。
すっきりとした辛味のある沈香の香りが広がります。
「特撰 タニ沈香」の内容量は、約15gです。
希少価値の高い沈香の薫りを部屋全体に充満させ、 贅沢で心地のよいひと時をお過ごしいただければと思います。
もう一種類のタニ沈香、「極品 タニ沈香」もございます。
こちらもぜひご覧くださいませ。