イギリスの香水ブランドで、1730年に創業された｢フローリス｣。
カタルーニャ圏のメノルカ島出身のジュアン・ファメニアス・フローリスがロンドンで立ち上げたもので、はじめは理髪店＆櫛販売のショップでした。
格調高いブランドで、1820年には櫛でジョージ4世から王室御用達を受け、1971年にエリザベス二世から香水で御用達、84年にもウェールズ公だったチャールズ三世からトータル・ケア・メーカーとして御用達を受けております。
こちらは、そんなフローリスのフレグランス・ラインから、2018年に発売されたユニセックス香水です。
海外でもマイナーな香水で、日本でも入手困難ですので、お求めはお早めに。
ネーミングの｢1927｣は、おそらくイギリスが｢グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国｣という、現在の国号になった年を記念したものだと思います。
香りは、屹立としたシトラス・フローラルの香調がベース。
のびやかでイキイキとした一品にしあげられております。
アルデハイド、ベルガモット、マンダリンなどが、シャープなシトラス・アルデハイデックを香り立たせるトップから、ミモザ、ヴァイオレット、ナルシスなどが、これもダイナミックなフローラル・フレッシュを湧き立たせるミドルへ。
ラストはホワイト・ムスク、パチョリ、バニラなどが、ふんわりとしたムスキー・スウィートを香らせて、エレガントなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
調香は、このブランドの9代目ディレクターで、創業者の子孫にあたるエドワード・ボーデナムです。
均整の取れたシトラス・フローラル＆アルデハイドで、ユニセックス仕様ですがレディスのほうが似合うかもしれません。
ちょっとしたフォーマルな席などにも活用できるでしょう。
オー・ド・パルファム(EDP)でそこそこロングラスティングなところも好ポイントです。
ミモザ系のフローラルという意味では、ジョー・マローンの｢ミモザ＆カルダモン｣や、ラルチザンの｢ミモザ・プール・モワ｣などと香りをくらべてみるのも一興でしょう。
ボトルやボックスも、品格を感じるデザイン。
ボックスは開けると下が台座になる造りです。
●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。
●香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。
●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。
メーカーまたは輸入元フローリス区分イギリス製 化粧品広告文責株式会社ベルモ TEL：042-767-2722※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。
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